【教えて!認定コーチ】嫌な記憶との付き合い方について回答します。 by おがた

sonnelachen

こんにちは。尾方です。

今回私なりに、このテーマについて回答したいと思います。

生活していると、嫌なこと、傷つく言葉ってありますよね。

今回の事例だと、
「近所の人に嫌なことを言われました。そのことに腹が立ち、頭の中で何度もその場面を再現してしまうんです。
その場面を思い出すと、また腹が立ってしまいます。」
という感じです。

状況によるので一概には言えませんが、そもそも『嫌』かどうかはその人の持つ関数の現れにしか過ぎません。

起きた現象に対して、自分がどう反応するか。またその反応自体が、好ましいか、好ましくないか。
そして、それが表に現れる時、好き/嫌いの情動とつながります。

もし起きている現象が変えられないとするなら、嫌いを好きに変える一番良い方法は自分という関数を変えることです。
(多くの場合、他人は「変えられない現象」の最たるものです)

関数と言われてピンとこなければ、無意識の選択、または、性格といってもいいです。

どれも自分で変えられますが、今回の回答ではそちらではなくセルフトーク(独り言)の問題の方に答えます。
(自分を変える…ヒントは現状外のゴールです)

今回の場面をコーチング的に捉えると、セルフトークで記憶を追体験しているのが、腹立たしい想いを強化しているようです。

よくありがちな状況ですが、時間も情動ももったいないですね。
嫌なら変えましょう。

ではどう変えるのか?

一つは小松コーチの素敵なアドバイスに従い、情動を置き換えるといいです。

私たちは記憶は蓄積されていると思いがちですが、そもそも全体を連続写真で記憶するのではなく、必要に応じて合成して再現されるようです。
それに時間軸が紐付けされると、脳内の歴史的なストーリーができあがります。

そもそも記憶が合成であるなら、場面毎にどの情動を割り当てるか自由ですね。
なら嫌な情動ではなく、好きな情動(楽しいとか)と紐付けした方がいいですよね?
もう一つの変える方法は、想い出される状況を分析して、本当に腹立たしい感情を抱くべきかどうか、セルフディベートしてみるといいでしょう。

苫米地博士によると、怒りは『相手の過失で自分が不利益を生じた時、かつ、それが想定外の時』に発するべきだと言われます。

今回の事例だと状況が分かりませんが、もしご自身で怒りを伴う場面が記憶によみがえるのなら、上記の条件を冷静に当てはめてみるといいと思います。

やると分かりますが、日常の多くは意外に怒りを発する場面ではない事が多いです。

もし想起される記憶が怒りを発する場面でない場合は、その事を十分理解できたらOKです。
ディベートで十分腑に落ちたら、その瞬間に怒りの感情は薄らいでいくでしょう。
(薄らいでいかない時は、ディベートが足りません。少し時間を掛けてもいいから、しっかりやってください。)

もし怒りを発する場面に当てはまるなら、相手に直接怒りをぶつけるべきです。冷静に、不利益を取りもどすべく静かにぶつけます。

でも自己イメージの中にでてくる相手にそれをする事はできませんね。

ではどうしましょう?

多分選択肢は2つ。1つは不利益を取り戻すべく、すぐに行動する。もう一つは、次会った時にする事を決める。

どちらを選んでも、ダラダラと腹立つ場面を繰り返す必要性はなくなりますよね。
しっかり腑に落ちたら、意味のない記憶を想起するのは時間の無駄です。時間は有限なので、自分のために有意義に使いましょう。

途中でもほんの少し書きましたが、実は現状外のゴールを設定する事が、自分の情動や記憶を好ましいものに変える最大の特効薬です。

ゴールがまだで、もし嫌な情動に揺さぶられるようなら、さっさとゴールを設定してください。一瞬のうちに、観える世界が変わりゆきます。


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